2種類の太り方

すでにこのサイトでも何度か触れてしまっている内容かと思いますが・・・
皆さんが「肥満の男性」と「肥満の女性」をイメージしたとき・・・たぶん多くのかたが、
男性ならばお腹が出ている人」、「女性ならばオシリが大きな人
を想像するのではないでしょうか?

そこで今回は「太り方のタイプの違い」について少し調べてみました。

太り方の違いについて

  • 男性は、いわゆる「りんご型」と呼ばれる「お腹がぽっこりする太り方」になりやすい
  • この「お腹ポッコリ」の原因は「腸を包んでいる膜」の部分に脂肪が溜まってしまう内臓脂肪によるもので、メタボ体型はこの内臓脂肪型肥満のことを言う
  • 内臓脂肪が増えることで「血圧をはじめ、血糖値や血中脂質」も上昇してしまうので、生活習慣病や脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高まる
  • メタボ体型は「手足などが細いのにお腹は出ている人」も含まれるので、全体の見た目や体脂肪率での判断ではなく「ズボンのウエスト部分が最近キツくなってきた」とか「ベルトをするとお腹がベルトにのってしまう」なんて人は要注意
  • 女性は「洋なし形肥満」が多く、これは女性ホルモンの影響で「お尻や太もも部分に皮下脂肪が付くことによって下半身が太く」なりやすい
  • お腹から下半身にかけて太くなってしまうのは、妊娠~出産に備えた体型の変化なので「健康上は特に問題はない」ことが多い
  • ただし、「単純に体重が増えることでヒザに負担がかかる」ことや「足の血流悪化で血栓が発生する」ことがあるので注意
  • どちらの太り方にしろ、見た目だけでなく健康上・生活上に問題は出てくるので肥満対策は大切

管理人のヒトコト


もうすでにさんざん言われていることとはいえ・・・やはり男性に多い「内臓脂肪が増えてしまう太り方=メタボ体型」はすぐさま対処していかないといけない太り方なんですよね。



そして若い女性ですと「お腹だけが太っている人」はほとんどおらず、体重が重めの方だと体全体・・・
特に「お腹・お尻・太もも」が太くなる人が多いのは皆さんも周りの人や自分を見て感じておられると思います。

ですので、ズボンを履いた時に「男性は最後にベルトを締めるときに苦しい…」状態になり、「女性は太もも部分からズボンが上がらない…」という状態になって「私は太ってしまったんだ…」と実感されることがあるのではないでしょうか?

ただ、女性の肥満は健康に悪影響を及ぼしにくいのならば「いくら太っても大丈夫じゃん♪」と気を抜いてしまうのは良くなくて、ヒザや腰への負担はもちろん、睡眠時に呼吸がうまく出来なくなってしまうこと(睡眠時無呼吸症候群)まで考えられるので・・・
「皆さんもモデルさんのようにスリムになりましょう!」なんて必要はありませんけど、日常生活やウォーキングが快適にできるような標準的な体重や体力を維持することは大切ですので心がけていきしょうね。



ちなみに、女性も更年期を過ぎて女性ホルモンが減少してくると「メタボ体型になりやすくなる」ので、若いころから太りやすい習慣が身についてしまっている人は年齢を重ねることで生活習慣病をはじめとした病気リスクがグッと高まるのでご注意くださいね。

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