大人になってからのことを考えても「子供のメタボ対策」は大切

お子様をお持ちのご両親からすれば、「子供の見た目(体型)」・・・はそこまで神経質に気にしない人も居られるとはいえ、「肥満による健康への影響」となると気になるポイントだと思います。

そこで「子供のメタボリックシンドローム」について少し調べてみました。

「子供メタボ」について

  • 子供(小中学生)にも大人と同じようにメタボ基準はある(ウエストサイズや血圧・血糖値などの基準)
  • 子供の場合は、血糖値や血圧などの数値を気にするより「単純な見た目(ウエストサイズなど)」に親は目を光らせておく程度でまずは良い
  • 子供のウエストサイズは大人と違って成長によって変わってくるので、「お腹まわりのサイズ÷身長=0.5以上」になるとメタボに注意する
  • 生活環境の変化で昔よりもメタボ体型になってしまう子供が増えている
  • 太り気味の子供に無理に運動をさせようとするのは逆効果なので、「体を動かすのが楽しい」と思えるように生活や遊びの中で運動させることをまずはうながすことが大切
  • 具体的な方法としては・・・「家事を手伝わせる」「部屋の片付けをさせる」「ペットの散歩を手伝わせる」「歩いてお買い物に一緒に連れて行く」「家族で一緒にダンスやエクササイズ系のDVD・ゲームを楽しむ」「遊園地に連れて行く」など
  • 子供時代に太っていると将来的にも太りやすい体質になってしまうだけでなく、30代以降の様々な病気のリスクが高くなるので子供のメタボには気を配ってあげましょう
  • ただ、成長期の子供は体重が増えても身長が伸びてくるので全体的に体がふっくらとしているのならば問題はなく、「体重を減らす」ことよりも「体重を増やさない」ぐらいの感覚が良い
    (お腹がポッコリしてしまっている場合は運動と食事に気を使ってあげるようにする)

管理人のヒトコト

「最近の子供は」・・・とはいっても、ひと昔前よりは世間の風潮や親の管理、そして子供自身の自覚などから子供の肥満は少しずつ減っている気もしますが、やはり外で気軽に遊べなかったり、スマートフォンやゲーム・パソコンなどのインドアな遊びが主流なので肥満には注意が必要ですよね。

そして成長期の子供の体が「全体的にふっくらとしてる」ぐらいならば全く問題はないとはいえ、健康問題と直結する「メタボ型の肥満(内臓脂肪型の肥満)」は子供でもしっかりと対処していくことが大切となりますよ。



そこで必要なのが、生活の中で体を動かすことを組み込んでいくことが重要で・・・これは、あまり運動をせずに太ってしまった子供は「運動がキライ・ニガテ…」という子が多く、いきなり「スイミングスクールや体操教室・スイミングスクール」などに連れて行っても「周りの子供と比較して自分に劣等感を持ってしまう」ことでさらに運動から遠ざかってしまうケースがあります。

こうなってしまうとメタボに拍車がかかってしまう危険性があるので、「家族で買い物を行く時には歩いて行く」とか「公園や遊園地などのレジャーを楽しむ」といった親と子が一緒になって体を動かせるような機会を作っていくようにしましょうね。

もちろん、体を動かすだけでなく子供の食べ物に気を使うことも大切なんですが・・・子供は体重と同時に身長もどんどん伸びて成長をするので、単に「子供の体重を減らさないと!」と意気込んで過度に食事制限をしたりするのは成長のためには絶対にやってはいけないことなので、食事の制限というよりは「お菓子・ジュースの制限」をして成長にあまり関わりのない間食からの余計なカロリーを控えることが大切ですよ。



ちなみに、一般的な「大人の肥満」は「脂肪細胞が大きくなる」ことで起こるんですけど、成長期の子供は「脂肪細胞自体の量が増えてしまう」ことで太ってしまうことがあるそうで・・・
・・・これによって、その子が大人になっても脂肪細胞の量が多いままで「太りやすく痩せにくい体となってしまう」ことから子供の肥満対策は将来のことを考えてしっかりとしていきましょう。

それと、子供の肥満は「親の生活習慣や体質」によっても大きく影響されるので、「体質」に関しては生まれ持ったものなので仕方がないとしても、親自身の生活習慣を見つめ直すことも立派な子供の肥満対策になりますよ。

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