血糖値とダイエット
- 「ダイエット中の人が選ぶべき食品かどうか?」は「GI値」というもので判断ができる
- GI値とは・・・炭水化物を多く含む食品を対象にした「血糖値の上がりやすさ」を表した値
- ナゼ「ダイエット」と「血糖値の上がり方」に関係があるのかというと、血糖値が急激に上がることで「インスリン」が大量に分泌されてしまうため
※インスリンは血糖値の調節をしてくれる大切なホルモンだが、インスリンは脂肪を蓄える働きもある - ダイエット中はもちろん、将来的な糖尿病対策としても低GI食品を選ぶことが大切
- 低GI食品の特徴を大雑把に言うと・・・「精製・加工されていない食品」
- なので「白米よりも玄米」、「薄力粉を使った食パンよりもライ麦パン」、「生成された上白糖は避ける」などがポイント
- ただ、低GI食品は「満腹感を感じにくい」という特徴があるので食べ過ぎに注意
- 「血糖値の上がりにくい食品」を選ぶだけでなく、「ゆっくり食事をする」ことでも血糖値の急上昇は防げる(最低でも15分以上はかける)
- 「食物繊維」も血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので積極的に摂り入れるのがオススメ
(「炭水化物を食べる前にサラダを食べておく」と血糖値上昇がゆるやかになるのは有名なお話ですよね。)
管理人のヒトコト
日本人が大好きな食べ物といえば「白米やパン、うどん、ラーメン」などの主食系の食べ物ですよね。
しかも主食のなかでも「しっかりと精製された原材料を使った食品」が私達からすると馴染みがあるので、皆さんも何も意識せずに食事をすると毎日・毎食何かしらの高GI食品を食べられていることと思います。
なので低GI食品を選ぶことが大切・・・なのですが、「これは血糖値が上がりやすいのか?それとも上がりにくいのか?」なんてことを考えながら食事内容を決めるのはかなり面倒くさい作業となりますので、最初は「玄米とかライ麦、お蕎麦」といったような「なんとなくヘルシーなイメージのある食品」はやはり白米や薄力粉を使ったパンを食べるよりは血糖値が上昇しにくいので、そのぐらいの感じでチョイスされるとそこまで苦にはならないのではないでしょうか?
ちなみに日本そばに関しては「私達が手に入れやすい価格帯のスーパーで売っているお蕎麦」ですと・・・9割がた小麦粉で作られた「ほとんどうどん」的な商品ばかりなので、ダイエットのことを考えるのであれば少し高級な「そば粉の割合が多い商品」を購入しましょう。
それと「どの食品を選ぶのか?」ということ以上に大切なのが「どうやって食べるのか?」を工夫するほうがが手軽でありながら重要なポイントで、「よく噛んでゆっくり食べる」ことで血糖値の急上昇と食べ過ぎを防ぐことができるので必ず実践しましょうね。
ゆっくり食べるポイントとしては「利き手と逆の手を使う」とかよく言われてますが、個人的には・・・
「テレビやパソコンなどを見ながら食事をする」とか「スプーンを使って食べる」とどうしても食べる速度が早くなってしまう傾向があるので、「とにかく何度も噛むことを意識する」ことや「ひとくち食べたらそのつど箸を置く」ことを心がけるのがオススメですよ。
(「お酒を飲みながら」とか「友人や家族を会話しながら」食事をするのも良いのですが・・・これらの行動は食事量が知らないうちに増えてしまうことがあるので少し注意。)
あと、「食事の最初はサラダや野菜ジュース(食物繊維が残っているタイプのもの)を飲んでおく」ことでもある程度血糖値急上昇対策はできるようなので、まずは「食事の順番と速度」を考えておき、それプラス「血糖値の上がりにくい食品を積極的に選ぶ」ぐらいの感じで皆さんも食後の血糖値に気を使ってみてくださいね。
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