父のヘルニア手術

私の父はずいぶん前から腰痛に悩まれているようで・・・特にここ数ヶ月は足の痺れがけっこう頻繁にでるようになってしまい、自宅でも横になっていたり、歩くにしても腰をかばうように歩いておりました。

そして、さすがにあまり病院に行くことが好きではない父からしてもこの苦痛は放っておけない状態だったようで近所の整形外科に行って簡単な検査をしてみたところ・・・「大きな病院を紹介するのですぐに手術してください。」というかなり家族もビックリしてしまうような腰の状況だったため、紹介状を持って病院で精密検査をすると「やはり手術が必要なヘルニア」だという診断となり、数日後には入院という流れにトントン拍子で進んでいってしまいました。(たしか正確には「ヘルニアが原因による脊柱管狭窄症」だったかな?)



・・・なんてお話がつい2週間ぐらい前のことだったんですが、昨日無事に退院して家に帰ってきました♪

実際のところ、私は父親の腰の状態も手術内容もあまり詳しくは知らないのですが(…母親がずっと付き添ってたので)、かなり小さく切開して手術をする方法で体への負担が少ないようで「1週間で退院できた」というのはかなり早いですよねぇ。

まぁ・・・元々の入院期間が1週間の予定だったんでそれが通常なんでしょうけど、手術前には「このままだと将来的にかなり高い確率で下半身麻痺や尿失禁などの症状が起きます」という話だったんで、今の医療技術の進歩には驚きましたよ。
(手術前のMRI画像を見ましたが、テレビやネットで見るようにデロっと飛び出してましたんで…)

なんか昔、知り合いに「ヘルニアの手術で1ヶ月ぐらい入院した」なんてことを聞いたんで「1週間でホントに帰ってくるのかな?」なんて気持ちでしたが、手術の次の日には歩き始めてましたし、家に帰ってきてからも普通に生活しているんで家族的には一安心でしたよ。

それにしても手術で腰の状態が良くなったことはもちろん・・・入院中に「歩けた♪」とか「体の管がやっと取れた♪」みたいな感じでメールが私に着たことは、少し新鮮な親子のやりとりが出来てよかったですね。
父は普段、携帯電話を持っていてもずっと電源を切って放置しているのでメールでのコミュニケーションを家族と積極的にしてこなかったので・・・

でも、家族からすると「退院してから普通に生活をし過ぎている」というのも少し不安な点があるんですよねぇ。
特に両親はまだ布団で寝ているんですが、その「布団の上げ下げ」を自分でやろうとしているのはかなり心配でしたし、庭に出て草を刈ったりもしていたんで再発が怖いところではありますよ。

母親も私も、父に「これを機にベッドにしたら?」といっても「わざわざ買う必要はない。」みたいな感じでしたし・・・まぁでも布団の上げ下げを「腰への負担」と考えるか「良い運動」として考えるかは難しい問題ではあるんでしょうが・・・
最近では「布団をベッドみたいにして使える商品」もあるみたいだから退院祝いとして私が勝手に買ってしまおうか?・・・とも考え中なんですけどね♪



とにかく退院してすぐなんでどうだか分かりませんが、今のところは問題は無さそうだから父親からしても家族からしても「手術して本当によかった。」といった感じでしたよ。

こういうことが家族に起こると、ふと「今普通に歩けている自分ももしかしたら・・・」ということは考えてしまいますが、歩くことが好きな私からすると「満足に歩けなくなる」ということはかなりツラいことなんで(もちろん歩くことが好きではない人でも大問題ですけど)、とにかく体に負担をかけるような無理な運動や態勢などは避けて生活していこうとは今回のことで痛感しました。

皆さんも健康なうちからしっかりと対策をとっておくことがオススメですよ。

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