「糖質」はダイエットの大敵だけど・・・

糖質制限ダイエット(炭水化物抜きダイエット)」というと・・・
一時期の盛り上がりから比べれば少し下火になってきたような感じではあるとはいえ、とにかく「体重がガクッと落ちる効果的なダイエット方法」ではあるんですよね。

ですが、やはり「糖質を全く食べない」というぐらい節制してしまうと「健康面への影響」はもちろん、余程の根性がある人でないと続けることはできないのが実際のところなので「長く続けられそうな糖質制限方法」について少し調べてみました。


ゆるく糖質制限をしてダイエット

  • ダイエットの大敵とされる「糖質」は大切なエネルギー源だが、日本人は食べ過ぎてしまう傾向があるので意識的に減らすことがダイエットには有効
  • ただ、健康面から見ても「糖質を全く摂らない」ことはあまり良くはない上に、まず続けることは不可能なので「糖質をちょっと少なめにすることを心がける」ぐらいで十分
  • 「糖質を少しだけ制限する方法」としては・・・「単品の食べ物は避ける(サラダや汁物も一緒に食べる)」「おかずをメインに考えて食事をする」「外食時には半ライスを頼んだりご飯を残すことに罪悪感を感じないようになる」「糖質のカタマリであるスイーツ(特に洋菓子)や菓子パンは控えて、ナッツ類やゼリー、和菓子でおやつは済ませる」などがある
  • 糖質は血糖値がすぐに上がりやすくて「食べることで幸福感を感じてしまう栄養素」なため、ゆるい糖質制限でも最初はなかなか食べる量を減らすことが難しいので少しずつ無理のない範囲から始めましょう

管理人のヒトコト

白米やパン、パスタ、うどん、ラーメン、ケーキなどなど・・・とにかく日本人が大好きで食べると幸せな気分になってしまう食品にはだいたいどっさりと糖質が含まれてしまっているんですよね。



なので「お砂糖などの糖分」はもちろん「白米のでんぷん質」「小麦」などにも含まれている糖質を避けることは難しく、よほどの覚悟がないと「糖質を全く摂らないでダイエット!」なんてことはできませんし、健康のことを考えても素人の判断で無理に続けてはイケませんよ。
(個人的には、「プロが糖質を全く摂らない食事指導をした」としても、その時点でその人はあんまり信用ならないと感じてしまいますけど・・・)

ですので結局は、「簡単に食べられるもの(調理が楽でササッと食べられるもの)」とか「美味しい食べ物」はどうしても糖質は摂り過ぎてしまう傾向があるので、ダイエットをお考えの方ならばそういった食品は・・・「無理に」ではなく「できる範囲で」避けて糖質を意識して減らすことが大切となりますよ。

それには・・・
●「白米は減らしておかずを増やしてみる」
●「菓子パンは我慢する(…もしくは、週に1度のご褒美として食べる)」
●「丼ものやパスタなどの単品ではなく、サラダとスープも同時に食べる」
●「おやつはナッツ類や甘さ控えめのチョコレート(カカオ含有量が多いもの)を選ぶ」
・・・などで工夫されて主食系・甘いモノを控えてみると(今まで多く糖質を摂っていた分)意外と体重はすぐに減ってくれると思います。

ちなみに「糖質を食べると太る」のは
糖質によって血糖値が急上昇→血糖値を下げるためにインスリンが過剰に分泌→インスリンの作用で脂肪が溜まる
という流れで起こってしまうので、「血糖値を急上昇させない」ことは糖尿病予防だけでなくダイエットにも関係しているんですよね。
(「主食を食べる前にサラダを食べておく」のは血糖値を急上昇させないための食事方法としてけっこう有名で、ご存じの方も多いと思います。)



とにかく「糖質=悪」という風潮が蔓延してしまってますけど・・・キッパリとやめてしまうのはリスク(「体や心の健康への悪影響」だけでなく「体臭が強くなる」など…)が大きすぎますし、「糖質制限ダイエット」によってガマンにガマンを重ねた上での反動ほど恐ろしいものはないので、皆さんも毎日・毎食の食事内容を工夫されることで少しずつ糖質を減らす努力をされると結果的に長続きすると思いますよ。

Share this

0 Comment to "「糖質」はダイエットの大敵だけど・・・"

コメントを投稿