やはり「肥満が原因で血圧が上がってしまう人」、さらには「年齢とともにだんだんと血圧が上がってきた」なんて感じている人もおられるのではないでしょうか?
そこで今回は、これらの血圧上昇の原因の中の「年齢と血圧」について少し調べてみました。
年齢を重ねてきたら「最高血圧の上昇」に注意
- 血圧とは「血管にかかる圧力」であり、心臓が収縮したとき(縮んだとき)の血圧が最高血圧(「上の血圧」と言った方が馴染み深いかもしれませんね。)で、心臓が広がった時の血圧が「最低血圧(下の血圧)」と呼ばれている
- 運動時には血液を全身に送らないといけないために「上下の血圧の差」を大きくする必要があり(心臓を「血液送るポンプ」と考えると分かりやすいと思います。)、この差を「脈圧」と言う
- 歳をとってくると若い人よりも「最高血圧を上げて脈圧を大きくしようとする」ために、「運動時に最高血圧が高くなる=運動により血管に負担がかかりやすくなる」ために注意が必要
- ただし、有酸素運動を続けている人は年齢を重ねても「最高血圧が上がりにくくなる」だけでなく、安静時の血圧も「もともと血圧が高い人は下がり、低い人は血圧が上る(正常値に近づく)」ことが期待できる
- 病気のリスクが少なくなる血圧の目安としては・・・
「上の血圧が110mmHg(水銀柱ミリメートル)」「下の血圧が70mmHg」と言われている - ダイエットのためだけでなく、歳をとっても健康的に暮らすなら血圧の安定も気にすることが大切
管理人のヒトコト
自宅に血圧測定器がある方や、定期的に健康診断をされている人ならば自分の血圧を把握している人は多いでしょうが、なかなか普段の血圧を知っている人って少ないんですよね。とはいえ、血圧が高くなることで・・・もはや説明する必要も無さそうですけど、脳や心臓の血管にトラブルが発生して脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まってしまうので、(「運動や食事での対策」や「日常的に血圧を測定する」などの方法で…)血圧にはコマメに気を配る必要があるのではないでしょうか?
そしてよく「歳をとったから高血圧になった」という人も居られますけど、「年齢が高くなったから血圧が自然と上がってきた」というよりは「年齢を重ねたぶんだけ運動不足や塩分の多い食事などの悪い習慣を続けてきた結果、高血圧になった」ということのほうが大きいようですよ。
ただ、歳をとってから急に運動を始めると「最高血圧が急上昇してしまう」ことがあるのでご注意くださいね。
(若い人ですと、心臓のポンプ機能を高めるために「最低血圧を下げることで脈圧を大きくする」ことができるので体に負担があまりかからずに運動を続けることができる反面、「最高血圧を上げる事で脈圧を確保するお年寄り」は心臓に負担がかかりやすい。)
ですので、普段から軽めの運動を習慣的にしておくことで「上の血圧の上昇を防ぐような体作り」ができることから、単純に体のシルエットをキレイにしたいという理由だけでなく将来的な健康面から考えても有酸素運動は大切ってことになりそうですよね。
※自宅でもできる有酸素運動としては「踏み台昇降運動」がオススメ♪
ちなみに私はもともと血圧が高い体質のようで(もちろん濃い目の味付けが好きなこともありますけど)・・・健康診断でも血圧で引っかかることがよくありました。
なので、今のところはお薬を飲んだり治療をするような血圧ではないにしても、やはりこれからどんどんと病気のリスクは高まるでしょうから今からしっかりと自分の血圧に目を光らせていきたいと思います。
・・・運動に関しては「今のお散歩のペースを落とさずに根気よく続ける」ことで・・・たぶんOKだと思うんですけどね♪
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